Parallels Desktop 11 for Mac がリリースされました。
Mac 上で仮想 Windows や 仮想 Linux などを使える高性能ソフトウェアの最新バージョンです。
Parallels Desktop 10 for Mac からの変更点
Windows 10 および El Capitan に正式対応
- Windows 7 または 8 を Windows 10 にアップグレードするか、Windows 10 で新規の仮想マシンを作成できます。Windows 10 を El Capitan で実行することもできます。
更に高速化されたパフォーマンス
- Windows 8.1 および Windows 10 では、起動時間およびシャットダウン時間が最大 50% 速くなり、バッテリー持続時間が最大 15% 長くなりました。さらに仮想マシンを中断するまでの時間が最大 20% 速くなり、Windows タスクの多くが最大 20% 速くなりました。
Visual Studio
- Parallels Desktop Pro Edition では、Visual Studio のリモートデバッグ機能を使用して、アプリケーションをデバッグ用に仮想マシンで実行できるようになりました。
向上したバッテリー持続時間
- 「トラベルモード」という新しいモードで、電源から切断された状態でバッテリーの持続時間を長くするためにリソースを多用するサービスを一時的に停止できます。
常に Cortana® を利用
Windows 10 をメインで使用していない場合でも、Microsoft の対話型仮想アシスタントである Cortana を利用できるようです。発表の際もこの機能が押されていました。
バージョン毎の違い
Parallels Desktop無印とPro Edition、Business Editionが存在します。
左から8,500円、10,000円、10,000円です。Pro と Business の値段は変わらないみたいですね。
ただし無印では各 VM に分け与えられる仮想 RAM/仮想 CPUが8GB vRAM/4 vCPU となっています。Pro と Business は 64GB vRAM/16 vCPU です。ハイエンドな Mac を持っている場合、そして大量のリソースを必要とする作業をする場合は Pro を買うべきでしょうね。
より詳細な機能を知りたい場合
アップグレード価格はいつものことながら高いですね・・・
とりあえず迷った方は14日間のトライアルを試してみてはいかがでしょうか。
公式サイト:Parallels
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